膝痛・関節ケア

膝痛は「膝だけ」の問題ではない

2026年5月19日|てぃーぐすい 院長 玉城潤

膝が痛くて病院に行くと、多くの場合「膝の治療」が行われます。しかし膝に電気を当て、膝をマッサージしても、なかなか改善しない——という経験をされた方は少なくないはずです。その理由は、膝の痛みの多くは「膝そのもの」ではなく、股関節・足首・体幹などのバランスの歪みが膝に集中しているからです。

膝は「中間管理職」である

身体の構造から考えると、膝関節は股関節と足首の間に位置する「中間の関節」です。股関節や足首が適切に機能していれば、膝への負担は分散されます。

しかし、股関節が硬くなっていたり、足首の可動域が狭くなっていると、その不足分を膝が引き受けることになります。

例えば、しゃがみ込みのとき。股関節と足首が十分に曲がらなければ、膝だけが過度に前に出て、膝蓋骨(膝のお皿)の下や、膝の内側・外側に過剰な負荷がかかります。これが慢性化すると、膝の軟骨や靭帯が繰り返し刺激され、炎症・痛みが起きます。

膝痛の原因になりやすいパターン

① 股関節の外旋制限(内股になりやすい)

股関節が外に開きにくい状態では、歩行や階段昇降のたびに膝が内側に入りやすくなります(knee in)。これが膝の内側の靭帯や半月板に繰り返し負担をかけます。

② 足首の背屈制限(かかとが上がりやすい)

足首が前に折れにくいと、しゃがみやジャンプの着地のときに膝だけが過度に前に出ます。ランナーやスポーツをする方に多く見られるパターンです。

③ 体幹・臀部の筋力不足

体幹や臀部(お尻の筋肉)が弱いと、歩行中に骨盤が左右に揺れます。この揺れが大腿骨(太ももの骨)を内側に引き込み、膝への横方向の力を生みます。

てぃーぐすいのアプローチ

膝痛の方に対して、てぃーぐすいでは「なぜ膝に負担が集中しているのか」を全身の動作の中から確認します。股関節・足首の柔軟性、体幹の安定性、歩行・動作パターンを総合的に評価したうえで施術を行います。膝を直接触るだけでなく、膝への負担の根本となっている部分を整えることを大切にしています。

「年だから」と諦めないでほしい

膝痛の相談に来られる方の中には、「年だから仕方ない」と言いながらも、本当は諦めていない方が多くいます。

加齢に伴う変化(軟骨の摩耗など)は確かにありますが、それだけが痛みの原因であることはほとんどありません。身体の使い方を変えることで、60代・70代・80代になっても膝の痛みが改善し、好きな活動を続けられている方をてぃーぐすいは見てきました。

「もう無理かも」と思っている方こそ、一度ご相談ください。

こんな方にお越しいただいています

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